【株式投資】バフェットが日本の商社株を買ってマーケットは盛り上がるか?

Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハザウェイが日本の5大商社の株を購入した。

バフェットが日本の商社株を買ってマーケットは盛り上がるか?

伊藤忠、丸紅、住友商事、三菱商事、三井物産の株は、これが材料で朝から爆上げ。

丸紅

伊藤忠

住友商事

日経ではこのニュースは大きく取り上げられているが、バークシャーが保有する上場株21兆円の内、今回の日本の商社株の購入は7000億円程度。

しかも株の購入資金は、円建て債をただ同然の金利で発行して調達したお金。
つまりタダ同然の金利でお金を借りて、日本の株を買っているということである。

まさにお金持ちの王道を行くような投資だ。

忍び寄るハイパーインフレで大儲けを狙うバフェット

世界最低水準の日本の金利に目を付けて、お金のある投資家達は今後、日本で円債を発行するのがブームになるのではないだろうか。

10年債を発行した場合、10年後の償還時には日本円の価値はハイパーインフレでもしかしたら恐ろしく安くなっているかもしれないし、ハイパーインフレでなくても、今よりも大きく通貨の価値を落としている可能性は高い。

そうしたら、高いドルを少しばかり払うだけで円債の償還が完了し、円債で調達したお金で買った日本の商社株が大きく値下がりしない限りは大儲けだ。

バフェットが日本の株を買ってくれて、マーケット関係者はありがたいと思っているかもしれないが、裏ではこうしてちゃっかりとヘッジして買っている。

うーん、バフェットは頭いいよなー。

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