Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

コロナの猛威が世界中を襲っているが、そんなことなどどこ吹く風の株式相場。
日経平均株価が29年ぶりに高値を更新したという。
「コロナで経済がヤバイ→お金をどんどん刷って助けなければ」、と大盤振る舞いを続ける世界の中央銀行。
そういえば東京の小池知事も、みんなでせっせと頑張って貯金した都の1兆円のお金を、独断と偏見でわずか3か月で全部使い切った猛者である。
じゃぶじゃぶで余りまくって行き場のないお金が行き着く先は、だいたい不動産か株式市場だと昔から相場は決まっている。
今の株式市場は経済の実体などない、スーパーバブル状態といえるだろう
「さすがに今の相場は上がり過ぎでこれから大きく調整するだろう」
「大統領選の混乱は長引きそうなので、株価も下がるだろう」
との思惑でがっつり空売りをしている人が多いようだ。
空売りとは株を借りて売った後に株を買い戻す行為。
空売りの仕組みがよくわからない人は、株価が下がれば儲かり、上がれば損をするということだけは理解しよう。
大統領選は確かに混乱しているが、株価は連日高値を更新するという訳の分からない動きに空売り組みの悲鳴が聞こえる。
こうした空売り組が踏み上げられて我慢できずに投げてロスカットの嵐を生み、その結果さらに株価が上がるという循環が起きている。
空売りで気を付けなければいけないのは逆日歩という金利。
株を売る人が増えると、貸せる株が少なくなり貸株料が跳ね上がる。
この貸株料が今では年利換算でなんと240%にも達しているというから、株を借りて売っている人にとっては株上昇でヤラレ、更に街金並みの金利支払いでヤラレるという2重の苦しみを味わっているのだ。
僕も空売りはよくやるが、こういったアテのならない相場感で空売りをすることはなく、やってもせいぜいその日に手仕舞うデイトレがメインだ。
毎日株価が上がって顔を青ざめる人とは、まさに今空売りをしている人達なのである。
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