ワクチン接種率の高いイスラエルがコロナ感染率世界一になっているという衝撃

Last Updated on 2021年9月8日 by ぷーやん

コロナ感染のニュースが毎日テレビで流れているので、ずっと見ていると鬱になりそうだが、世界の感染状況についてはあまりタイムリーな情報が少ないように思う。

特に日本にいると、日本以外の海外の国についての情報が全くと言っていいほど伝わってこないので、現状、世界がどの程度コロナ感染の影響を受けているのかがとても気になったりする。

しかし海外サイトには、世界中のマスメディアがコロナ関連の情報を引用するという凄いサイトがある。

Our World in Data

オックスフォード大学と教育慈善団体ザ・グローバル・チェンジ・データ・ラボが共同で制作する各種データまとめサイトである。

実に膨大なデータが収納されており、特にコロナの関連データでは圧倒的なデータ量で、例えば世界との比較での日本の接種状況や、世界の国の感染状況などがひと目でわかる。

こちらは人口100万人当たりの新規コロナ感染の割合を示した世界地図だ。

色が濃くなるほど感染率が高くなっているが、逆に白っぽい地域は感染率が低いのを表している。

良く見ると中国は色が白っぽくなっているのが一目でわかる。

なんで中国は13億人もいるのに世界に比べて圧倒的にコロナ感染している人が少なすぎるのだろうか?

中国では10万人まで感染者が増えたという報道があったが、未だに10万人から感染者が増えていないと言うし、北朝鮮に至ってはそもそもコロナ感染者がいないという謎の国々が存在する。

このサイトを見て驚いたのは、ワクチン接種率が世界でもトップクラスのイスラエルの新規感染者が爆発的に増えているというショッキングなデータである。

それと比較して、隣国のエジプトはイスラエルほどワクチン接種が進んでいないにも関わらず極めて少ない感染者にとどまっており、比較したグラフを見るとその差は明らかだ。

イスラエルでも3回目の接種はすでに始まっているというが、次から次へと変異するコロナ株を相手に、今のワクチンはどれほど有効的なのだろうか?

「ワクチン打ったらからもう大丈夫だぜ、イエーイ」と喜んでいたイスラエルの人達は、この状況に遭遇してどんな気分でいるのだろうか。

イスラエルの住民の声を聞いてみたい・・・

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