Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

菅総理の総裁選辞退から始まった訳のわからない相場の高騰が続いている。
日経平均は大台の3万円をキープしているが、さすがに急激に上がり過ぎとの声も多い。
そんな相場感を反映してか、日経平均が下がると儲かるETFが猛烈に買われているようだ。
「日経ダブルインバース上場投信」というETFは、日経平均が下がるとその値幅の2倍上昇する、いわゆるレバレッジ2倍のETFである。
少額から投資できレバレッジが2倍なので大変人気のあるETFで、毎日出来高のトップ5にはランクされている。
「もういい加減下がるよねー」と相変わらず何の根拠もない相場感で、相場が下がるのを期待してこのETFを買う人は後を絶たないようで、このまま更に上がり続けたら、多くの人がしばらく含み損を抱えたまま過ごすことになるかもしれない。
このETFだが上場したのは2014年7月で、上場してから一貫して見事なくらい下げ続けているのをご存じだろうか?
上場時、5270円の株価が、2021年9月現在、377円と実に93%も大暴落しているETFである。
↓

途中で反発している時期もあるが、長期保有していると知らぬ間に資産がほとんど解けて無くなってしまうという恐ろしいETFなのだ。
このETFを買うなら、あくまでも超短期のデイトレ程度にしておいた方がいいと思うし、間違ってもこれから相場が下がると思っても、決してこのETFを長期保有目的で買ってはいけない。
しかしこんなETFが連日大賑わいで買われているのを見ると、まだまだバクチが好きな人が沢山いるのだなあと思った。
でも知らない人がほとんどだと思うんだけど・・
【勉強会のお知らせ】
9/11、スイングトレードモデルを受講頂いた方向けに、無料ブラッシュアップ勉強会を開催します。
是非ご参加ください。
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
記事の下にある「ブログ村」のバナーをポチっとしていただくと、とても嬉しいです
