Last Updated on 2024年4月21日 by ぷーやん
NVIDIA がついに下落トレンド入りした。
AIブームの主役中の主役である NVIDIA がついに下落トレンドに変換したことで、米国株式市場の長いお祭りがようやく終焉を迎え、これから長い長い下落トレンドが始まるかもしれない。
米国政府の金利の支払いが1兆ドルという天文学的な金額を超える今、景気の維持のためにどんどんとドル札を刷りまくり、色々な産業にお金をばらまき続け、なんとか景気がいいように見せかけてきたが、もうこの辺りが臨界点だろう。
毎月発表される雇用統計は相変わらず雇用が増えた数字が発表されているが、最近はその数字の信憑性に懐疑的な投資家が多く、その実態はパートタイムで働く人たちが増えているだけで、正社員の数は実際は大きく減っているのが現状だ。
しかもパートタイムで働く人たちの内容は、不法移民も相当数占めており、「仕事を2つ3つとパートタイムで掛け持ちしている人たちの数がカウントされているだけ」ということが徐々に明らかになってきている。
昔の雇用統計は、その1ヶ月の相場の方向性を占う最重要イベントで、多くの関係者が注目し、特に為替市場においては大きく値が飛ぶということでギャンブラーたちも毎月楽しみにしてたイベントであったが、最近はこの雇用統計もこうした不信感からか、あまりマーケットが反応しなくなり、値動きも限定的でつまらないイベントになってしまった。
トレンドの転換を簡単に見分けることができる「スーパートレンド」のインジケーターは、長らく支えていた上昇トレンドのボトムラインを大きく割り込み売り転換に。
米国相場をたった1社で引っ張ってきたNVIDIA はついに力尽きてしまったのか?
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S&P500は一足早く下落トレンド入りし、こちらはもう下落に加速がついているような状況である。新NISAでS&P500を買っている多くの日本人は、どんどんと含み損が膨らんで行く口座残高を見て、すでにハラハラ・ドキドキモードになっている。
S&P500
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週末の日経新聞は「日経平均、今年最大の下げ」というタイトルがでかでかと記事になり、にわか投資家はこういうニュースに敏感に反応する。
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こういうニュースが週末に記事になると、投資初心者は時間のある週末の間に色々なネットニュースを読み漁り、ネガティブニュースで頭がいっぱいになり、自分の資産が減っていくのに耐えられず、月曜日には「よし売ろう」と心を決める。
投資初心者が必ず通る「いつか来た道」である。
ナスダック100に連動するQQQの株価も大きく下落
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ヴァンガードのハイテク銘柄で構成されたETFもご覧の通り
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34年ぶりの高値更新でイケイケモードだった日経平均も、予想通り壮大なダブルトップを構成して絶賛下落中
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ドテンモデルは、何度も下落トレンドの売りサインに騙されてきたが、ようやく大きな下落の流れにうまく乗ることができているようだ。
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中東のきな臭い紛争など地政学リスクもあり、ゴールド、原油、銅などの鉱物やエネルギー資源なども上昇が止まらず、インフレが再びひたひたと押し寄せている。
これから相場は想像以上のボラティリティが発生し、大荒れになりそうな気配である。
PS
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