「大阪王将」株で儲ける投資手法

Last Updated on 2019年11月4日 by ぷーやん

「大阪王将」株で儲ける投資手法

株に投資したいんだけど、何か良い株ない?
資金は50万円くらいなんだけど。

この前、株で運用をしたいという人からこんな電話をいただいた。

「ありますよ。大阪王将の株はどうですか?」

今回は、個別株で儲ける投資手法について書いてみる

目次

  • 餃子の王将は「京都王将」と「大阪王将」の2つある
  • 大阪王将で勝負する
  • 取引時間を分けるとまったく違う値動きになる
  • 出勤前とお昼休みにスマホでちょこっと注文いれるだけ

餃子の王将は「京都王将」と「大阪王将」の2つある

電話の主は、同じ大阪出身の方だったのですっかり気が合い、たまたま餃子の王将の話になった。

「餃子の王将」は全国チェーン展開しているので、ご存じの方も多いだろう。

関西以外の人はあまりご存じないかもしれないが、餃子の王将は、「京都王将」と「大阪王将」の2つあり、全国的にチェーン展開しているのは「京都王将」の方だ。

全国的に有名なのは「京都王将」だが、大阪では圧倒的に「大阪王将」のファンが多い。

もちろん僕も「大阪王将」のファンである。

もともとは同じ「餃子の王将」だったが、経営してた兄弟の仲が悪くなり、途中で喧嘩別れしてしまい、お店が分裂することになってしまった。

そして現在の「京都王将」、「大阪王将」に分かれることになる。

大阪王将で勝負する

餃子の王将は、京都も大阪もおいしく多くの人に愛され、業績も順調だ。

大阪王将は、イートアンドという会社名で上場しており、餃子以外の店舗も展開し、冷凍食品の製造販売なども手掛けている。

一方、京都王将は王将フードサービスという会社名で上場している。

今回は、株価も手ごろで買いやすく、値動きもわかりやすい「大阪王将」のイートアンド株の分析をしてみる。

株価に関しては、長期保有でも一応右肩上がりで順調に見える。

しかし最近の値動きに関してはピークからかなりドローダウンしているようだ。

取引時間を分けるとまったく違う値動きになる

僕はマーケット分析する時は、必ず取引される時間と、そうではない時間を分けて値動きを調べる。

取引される時間とは、日本の株式市場が開いている時で、そうでない時間は、日本市場が終了してから翌朝に再び日本市場が開くまでの時間になる。

こうして2つの時間に分けて分析することで、単純に値動きチャートを見ていただけでは気づかない値動きがわかるようになる。

まずはイートアンドの日本市場の動きを見てみよう。

2012年~219年10月現在のチャートだ。

日本の取引市場に限ると、見事に下がり続けている。

この値動きを見る限り、この時間帯ではあまり株を保有したいとは思わない。

一方、日本市場が終了してから翌朝の取引が始まるまでの値動きを見てみよう。

まるで絵に描いたような見事な右肩上がりになった。

つまりこの株は、取引時間以外に上昇し、取引が始まると売られる株ということがはっきりしている。

2つ並べると値動きの違いは一目瞭然だ。

いかがだろうか。

株の値動きというのは、本当に面白いと思う。

しかし時間によって、こんなにも値動きが違うということに気付いている人はほとんどいない。

出勤前とお昼休みにスマホでちょこっと注文いれるだけ

以上の結果から、今後の投資戦略は極めて単純だ。

  • 取引時間終了時に買い
  • 翌朝の取引開始時間に売る

つまりあなたがやることは次の2つだけ

  • お昼のランチタイムに、スマホで証券会社へ取引終了の値段で買い注文を出す(引け成り注文)
  • 翌朝の出勤時の電車の中で、スマホで取引開始の値段で売りの決済注文を出す(寄り成注文)

リスク許容度20%の場合、年利8.8%の期待値で、投資資金は40万円だ。

仮に信用取引(3倍)を使った場合は、リスク許容度20%で、年利12.7%、投資資金は27万円になる。

京都王将に投資した場合

京都王将の王将フードサービスに投資した場合も参考に書いておく。

同様に取引時間別の値動き比較

青が日本の取引時間で、オレンジが取引時間外の値動きだ。

大阪王将より極端な値動きではないが、こちらも取引時間外の方が安定して上昇している。

京都王将のパフォーマンスは、リスク許容度20%で、年利4.4%、投資資金110万円になる。

京都王将と大阪王将を比較すると次のようになる

大阪王将
年利8.8%、投資資金40万(現物)
年利12.7%、投資資金27万(信用)

京都王将
年利4.4%、投資資金110万(現物)
年利7.4%、投資資金66万(信用)

大阪王将と京都王将では会社の規模が全く違うし、知名度も違う。

株価や値動きを比較することで、会社規模が小さく、知名度も低い大阪王将の方が、投資パフォーマンスでは優れていることがわかる。

こういう同じ業態の銘柄は探せば多くあるので、お宝銘柄が他にも見つかるかもしれない。

是非研究していただきたい。

まとめ

  • 株は取引時間を分けるとまったく違う値動きになる
  • 取引時間外に株を買うと儲かる
  • 大阪王将の方が投資資金が少なくて成績が良い

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