3万円から運用するETFを使った投資手法

Last Updated on 2019年11月7日 by ぷーやん

3万円から運用するETFを使った投資手法

お小遣い程度のお金しかないけど運用というものをやってみたい。

でもリスクも取りたくない。

こういう人は多いのではないだろうか。

こういう人はそもそも最初から運用などやらないほうがいいのだが、そう言っては身も蓋もないので、今回は3万円でできる投資手法をご紹介する。

目次

  • ETFって何?
  • ETFを使えばお小遣いで投資が可能
  • ETFを使った運用方法
  • パフォーマンス

ETFって何?

はっきり言ってここから説明するのはとてもめんどくさいので、超簡単に説明すると、マーケット全体の値動きを1つの銘柄に見立てて売買できる銘柄のこと。

ここでは「日経225連動型投資信託」を使ったやり方をご紹介しようと思う。

ETFについて詳しく知りたい人は「ETFって何?」とグーグル先生に聞いてください。

ETFを使えばお小遣いで投資が可能

ETFを使う一番のメリットは、何といっても資金が少なくて済むこと。

個別株の場合は、取引単元数というのがあって、最低100株からでないと株を購入できない。

例えば先日ご紹介した大阪王将の株を買おうと思ったら、株価×100株の資金が必要になる。

関連サイト

大阪王将の母体であるイートアンドの昨日の株価は、1,772円だからこれに100株を掛けると、1772円×100株=177,200円になる。

つまり大阪王将の株を買おうと思ったら、最低177,200円以上必要になる。

しかしETFなら単元数が1株なのでとても安く買える。

今回のETFを取引するのに必要な資金は、

「日経225連動型投資信託 」
株価24,000円×1株=24,000円

この金額なら気軽に運用の練習ができそうだ。

ETF(参考)

日経225連動型上場投資信託

ETFを使った運用方法

で実際の運用方法をさっそくご紹介しよう。

これはNYダウの値動きを利用したシステムトレードで、売買ロジックはとても簡単だ。

取引開始時間の値段でエントリーし、終了時間の値段で決済する。いわゆるデイトレになる。

取引するETFは

  • 日経225連動型上場投資信託(1321)

取引金額が10万円以下の場合、松井証券を使えば売買手数料は無料だ。(スゴイ!)

売買ルール

NYダウが前日比でマイナスなら、翌日ETFを

  • 開始時間の値段で買い、終了時間で売る。
  • ロスカットは200円に設定する。

ルールはこれだけ。

朝起きたらやること!

NHKのニュースでNYダウが前日より上がったか、下がったかをチェックする

前日より下がったら、日経225ETFを寄り付きの値段で「買いの成り行き注文」と、同時に「ロスカット200円」を入れる

注文は必ず朝の9時までに行う(9時を過ぎたらその日はあきらめる)

前場が終わる11時30分以降に、保有しているETFの売り決済注文を終了時間の値段で出す(引け成り注文)

15時以降、今日の売買結果を確認する。

あとはこれを毎日歯を磨くように繰り返すだけだ。

パフォーマンス

2014年~2019年10月現在の検証

3万円でスタートしたお金は、3万5620円になった。

利回りは、+18.7%

トレード成績

317勝263敗、勝率54.7%、最大ドローダウン2,070円(6.9%)

パフォーマンス

リスク6.9%で、年利3.12%

なんちゃら投資信託を買うだけで年間2~3%くらい手数料を取られるし、成績がマイナスになることなど日常茶飯事なことを考えると、こんな簡単にできるのなら、自分で運用したほうが勉強にもなるのでお勧め。

まとめ

ETFを使えばお小遣いで運用ができるので、初心者の方には経験を積むという意味からもうってつけの金融商品だ。

しかも売買判断がとても簡単。

NHKが嫌いな人は、スマホで前日のNYダウの結果をチェックすればいいだけだ。

リスクも大したことないので、運用のストレスもないだろう。

システムトレード初めの一歩として、あなたもETFでトレードデビューしてみてはいかがだろうか。

今から始めるだけで、数年後には何もしないひとよりも1光年先にいることは私が保証する。

関連記事

システムトレードを使った投資手法で資産運用する

【投資手法】日経225先物デイトレ手法【資産運用】

この記事は私が書きました

(Visited 48 times, 1 visits today)