Last Updated on 2020年3月16日 by ぷーやん
先週一週間は、ずーとチャート見てたのでさすがに疲れてしまった。
日本株のロングショートはこの荒れ狂った相場にも関わらず安定運用継続中
更なる下落があるのか、ここら辺で反転するのかは知らないが、いつも通り淡々と相場に向かって行くだけだ。
先物システムは3月前半は絶好調だったが、先週からの強烈な乱気流に巻き込まれてかなりヤラれた。
折角2月の負けを取り戻してヤレヤレと思っていたところだったのに残念だが、まあこれも相場、今後の動きに期待することにしょう。
日本株のロングショートの方はこの荒れ狂った相場にも関わらず、まったく動じることなく安定運用継続中。
金が下がり、債券も下がり、原油も下がり、ドルも下がり、不動産REITも下がり続ける中、日本株のロングショートはやはり最強な感じ。
銀行株はアベノミクスの上昇相場とは全くの無縁だったという事実
気になるマーケットの今後であるが、僕なりに過去の値動きから分析した見方で全くのいい加減な予想であるが、参考程度に見ていただければと思う。
暗黒の民主党政権で1ドル70円まで進んだ円高、9000円を割り込んだ日経平均。
その後自民党政権に代わり、アベノミクスという波動砲が炸裂して一気に24000円まで株価を押し上げた。
この間、さぞかし日本経済が復活したとチャートだけ見ると勘違いしてしまうが、国民は誰一人として景気が良くなったという実感が持てず、株をやっている人だけが資産を増やしているだけという事実がある。
アベノミクスによる株価上昇は、日銀と年金が大盤振る舞いをして無理やり株価を上げただけというのは、もはや誰もが知る所で、実際に経済も良くなっているのなら、経済の血液である銀行株が同様に上昇していくのが普通である。
銀行は預金を預かり、企業にお金を貸して金利で稼ぐビジネスモデルなので、経済が良くなれば企業の資金需要も高まり、銀行も貸し出し金利でがっつり儲かるので、本当に経済が良くなっているかを確認するには銀行株の動きを見る必要がある。
アベノミクスで株価が上昇した過去10年間の日経平均と個別株を比較してみよう。
トヨタと日経平均
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日本を代表するトヨタは、見事に日経平均と連動しているので、これを見る限りはアベノミクスは成功と言える。
ところが、経済の一丁目一番地の銀行株の動きを見ると、全く様相が変わる。
みずほ銀行と日経平均
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三菱UFJ銀行と日経平均
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三井住友銀行と日経平均
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赤のラインが日経平均だが、アベノミクスで日経平均が上昇しているにも関わらず、逆にすべの銀行株が下がっている。
銀行株が上がらずに経済の復活はない
銀行はまさに経済の血液で、銀行株が上がらずに経済の復活はないという視点から見ると、直近で下がり続けている銀行株の動きは、今後の経済復活に悲観的になってしまう。
どこまで下がったら反転するのか?買いのタイミングはいつなのか?と多くの投資家が模索しているが、銀行株が上昇に転じない限り、どん底当てゲームは延々と続くだろう。
銀行株はこのままではかなりヤバイどころか、将来は地方銀行は絶滅してメガバンクが1つだけになる可能性だってある。
今後、銀行株から目が離せない・・
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