Last Updated on 2020年3月20日 by ぷーやん
コロナがどんどんと経済活動に悪影響を及ぼしている。
ボーイングの株価が75%下落し相当ヤバイ状態に
米国はついにアメリカ人が世界中への渡航を辞めるように勧告し、今や国際線を運航している飛行機を探す方が難しくなった。
ANAは5000人を帰休させ、世界最大の航空機メーカーのボーイングは株価が暴落し、最大の危機に直面している。
ボーイングの株価は400ドルから一気に100ドル以下まで下落し、その下落率は実に75%とほとんど倒産状態直前まで追い込まれている。
まあ、ボーイングは単なる航空機メーカーというよりは、軍用機やミサイルも作る軍需メーカーなので、いざとなればかつての自動車メーカーのGMのように、アメリカ政府が救済するのだろうが。
世界中が金融資産をキャッシュに変える為にドルを奪い合う
「株や債券や金など持ってるの怖いから、とりあえずキャッシュに変えとこ」と、世界中の投資家がドルに殺到しているらしい。
まあこれだけすべての金融資産が暴落したら、みんな怖くなって株やら債券やらの紙切れなど怖くて持ってられない。
現物の金でさえキャッシュに変えるくらいだから。
でもドルも紙切れなんだけどね。
ドル円相場だけみるとただの「行って来い」の値動きにしか見えないが、この往復の値幅は1,000pips×2=2,000pipsという凄まじさ。まだドル上がるんかね・・
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株をやったことのない役人ごときが相場に関わるべきではない
不気味なのは我が国の国債である。
じりじりと金利が上昇し、国債価格が下がってきている。
今後金利が更に上昇すると国債は暴落し、国債をがっつり買っている日銀はそれこそ「ムーアの叫び」状態になる。
金利の上昇にビビった日銀は、1兆3000憶円も国債を大慌てで買ったが、コロナ相場で国債も売ってキャッシュに替えたい人たちが殺到しているので、そう簡単に金利の上昇は止まりそうもない感じ。
大混乱の株式市場では、日銀は2000億円の大判振る舞いでETFを購入した。
2000億円を相場にぶち込んでも、マーケットに見透かされ、日銀がいくら買っても投資家が売りを浴びせるので、株価は上がるどころか下がる一方。
株をやったことのない役人は、マーケットへのお金の投入タイミングがマジで下手くそで最悪のトレーダーである。これ以上無駄なお金は使わないほうが良い。
自分のお金ではなく、国民の税金と言う人のお金だからできる技であるが、相場に金をつぎ込むのなら、日銀は相場で血の小便を流したことがあるくらいの人を雇ってやらせるべきである。
アメリカではウォール街で戦ってきた金融マンが財務長官などをやっているので、相場を熟知しており適切な対応ができるが、株をやったことのない日本の役人ごときが相場に携わるべきではないのだ。
世界中のスタートアップ企業に投資するソフトバンクGは大丈夫か?
世界中の有力なスタートアップ企業の株をがっつりと買いまくり、ソフトバンクGの将来は有望だと思っていたが、コロナの影響で世界中の株が一気に下落し、一転大ピンチを迎えている。
ソフトバンクGは株価が直近から約半分になってしまったw
ソフトバンクGは個人投資家にも大変人気があるので買っている人は多いが、あまりにもの凄まじい暴落に耐えられず、相当数の人が怖くなって投げているのが目に浮かぶ。
ソフトバンクGの株を持っている人は、1か月で株価が半分になるんだから、もうどうしていいのかわからない状態だろうね。
豪ドルもヤバイくらいに安くなっている
コロナの影響が大きいところと言えば、オーストラリアドルもそうだ。
中国との経済的な繋がりが深いのもあり、コロナ騒ぎでさらに下げが加速しているようで、ついに60円まで下がってしまった。
コロナが終息したら、大バーゲンのオーストラリアドル買うしかないぞ。それに旅行も絡めれば豪遊できるかもよ。
REITも凄まじい暴落でフリーフォール状態
もう何もかもが暴落しているので訳が分からなくなってしまったが、REITも大変なことになっている。
REITは不動産投資信託で、特に地方銀行が債権の代わりにがっつり買っている。
銀行の決算が近づき、「こりゃヤベえぞー、損切じゃー、急げ急げ!」と雪崩を打ってロスカットの嵐になっているという。
株はもちろんのこと、債券もダメ、REITもダメ、金もダメ・・・
一体どうすりゃいいの?と皆が同じことを思っているから、「そりゃ現金でしょ」となり、皆が一斉に現金に換えている状態。
その現金でも一番はやっぱりドル。やっぱり有事はドルしかないのかなあ・・、安くなったらドル買っとこ。
でも安くなるんかな・・
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