相場は僕のATM!?

プログラムに精通した高校生が相場をAIで牛耳る時代がやって来る

昨日はある有名な投資家にお会いした。

以前からずっとお話ししたいと思っていた人で、ようやくお会いすることができてとても嬉しかった。

システムトレーダーなら誰でも知っているとても有名な投資家で、数多くの投資関連書を著作され、現在も証券会社に毎週コラムを執筆されている。

AIに精通し、自身でも数百に上る数のシステムを同時に走らせて常にマーケットをウォッチしている筋金入りのシステムトレーダーである。

僕はエクセルでちまちま検証しているレベルなので、こういう本物のAIを駆使した検証をしている人の話はとても興味深かった。

同じシステムトレーダー同士なので、共感する部分がとても多く、「検証を通じて一つのモデルを作り上げる作業はとても地味なものなのだ」というのがお互いの共通の認識だった。

驚いたのは、為替取引の黎明期の頃の話。

2000年に外為法が改正され、それまで為替取引は金融機関だけしか許されていなかったが、個人にも為替取引の道が開かれた時に、僕は早速、当時日本で唯一個人で為替取引ができるブローカーで口座を開設してドル円のトレードを始めた。

当時はネットでトレードできる環境が無かったので、ドル円の取引は全て電話であったが、その頃の話をすると、〇さんもまさに同じタイミングで為替のトレードを始めたのだという。

話の中で腹を抱えて笑ったのが税務署の職員の話。

トレード専門の会社を立ち上げた〇さんは、初年度かなりの運用益を出し、税務申告したところ、税務署から内容についてお伺いしたいと連絡があったという。

「ちゃんと申告したし、何にも悪いことしていなのになあ」としぶしぶ税務署に出かけたところ、税務職員から業務内容の事などを根掘り葉掘り質問されたという。

当然、トレードで収益を上げていることや、その他職員の質問にいろいろと答えていくうちに、やがて職員から「どんなやり方をすればこんなにお金が儲かるんですか?」と、今度は手法について聞いてきたという。

「いやー具体的な方法は言えないですよー」と軽く〇さんはかわしたそうだが、その税務職員は、なかなか諦めきれずにしつこく食い下がってきたという。

要するにこの税務職員の「業務内容についてのお尋ね」というのは、つまり「あんたが儲けた運用のやり方を俺にも教えろよ」という事だったようで、二人で大笑いした。

税務署の職員にも相場が好きな人いるんだね。僕でよかったら税金まけてくれるのを条件に少し教えて上げてもいいよ(笑)

最後に〇さんに、今後の本格的なAI時代を迎え、相場はどうなるのかを聞いてみた。

「今の高校生くらいでも、pythonなんかのプログラムに精通し、AIを自由に操るようになると、沢山の人がAIを武器にパチンコ感覚でマーケットになだれ込むのではないか」

「そして、こうした若い連中がAIを武器に、為替、株、先物、債券などでさまざまなエッジを発見し、儲ける若者が沢山出てくるかもしれない」との見解であった。

プログラムに精通した高校生が、相場をAIで牛耳る時代がすぐそこまで来ているという言葉を聞いて、自分もしっかりとついて行かないとなあと改めて強く思った次第である。

〇さん、いろいろと貴重なお話をありがとうございました。
また近いうちにお会いするのを楽しみにしています。

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