Last Updated on 2021年5月13日 by ぷーやん

仮想通貨界隈が大盛り上がりで、株や先物などの伝統的なマーケットで活躍してきた金融マンは、仮想通貨で盛り上がっているのを横目に半ばうらやましい気持ちもあるのかもしれない。
仮想通貨の魅了は何と言っても、圧倒的なボラティリティに他ない。
今はどんな金融商品が噴き上がっているのかを見てみると、やはり仮想通貨関連が軒並み上位を占めている。

これだけボラティリティが高いと、ほんとうに株や先物の値動きがショボく見えて仕方がない。
ウォール街のトレーダーは、今までの伝統的なマーケットで様々なトレード戦略を構築してきた実績があり、この豊富な経験を仮想通貨の世界で生かそうとする動きが高まってるようだ。
仮想通貨の世界はまだまだ非効率で、謎のような根付けがそこらじゅうで見られる。
現物と先物の価格差を利用した裁定取引などは、伝統的な指数先物や商品先物の世界では、もうほとんどおいしい局面にありつけることは無くなってしまったが、仮想通貨の世界では、現物と先物がアホみたいに広がっている局面など、そこらじゅうで簡単に見つけることができる。
伝統的なマーケットは成熟され効率的で、トレードの醍醐味である値動きの激しさがなくなり、仮想通貨のはちゃめやな値動きと比較すると、極めてつまらない相場になっている。
元ゴールドマンサックスで今は仮想通貨のマーケットメークに関わる男は今の仮想通貨の世界をこう表現する。
「商品市場で30年前にあった楽しさは、今はもう楽しくないが、その楽しさは今は仮想通貨に存在する」
有名な大学でコンピューターサイエンスを学んだ優秀な学生は、今後皆仮想通貨の世界へ行ってしまうのだろうか・・
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