Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

勢いが衰えないアメリカの株式バブル相場だが、何と言ってもその最大の原動力はハイテク銘柄だ。
GAFAはもちろんのこと、ウーバーや仮想通貨取引所など、破壊的イノベーションをもたらすと期待されている企業も軒並み株価は噴き上がっている。
これらのイケイケの企業を一まとめにしたETFがある。
破壊的イノベーション関連企業の株式銘柄への投資を目指し作られた、アーク・イノベーションETFだ。
ゲノム革命、ウェブx0、および産業革新に関連する科学研究での新製品、サービスの開発に関連する銘柄が対象である。
このイケイケのETFだけ買っていれば、もうバラ色にも見えるかのような良いとこ取りに見える。
実際にこのETFは2020年、テスラや在宅関連銘柄への先見性ある投資で約150%の上昇を遂げた。
しかし一転して、最近は暗い数字が目立ちつつある。

年初からすでに10%を大きく超える下げに見舞われ、じりじりとその下げ幅を拡大しているのだ。
下がると儲かるプットオプションの出来高がどんどん増え続けており、今後の成長に悲観的な投資家がかなり多い事がわかる。
「えー、こんなはずじゃなかったでしょ?ガンガンこれからも儲かるはずじゃなかったのかよ!」とバラ色のETFを買っている投資家は全員こう思っているだろう。
逆の見方をすれば、今後のアメリカ株の行方を端的に表しているのかもしれないが・・・
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