Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん
日経平均株価を構成する225銘柄の定期入れ替えが行われた。
新しく追加された銘柄は、キーエンス、村田製作所、任天堂。
そして除外されたのは、日清紡ホールディングス、東洋製缶グループホールディングス、スカパーJSATホールディングで、10月1日の算出から反映される。
日経平均は日本を代表するインデックス指数だが、もともと構成銘柄のバランスが悪く、昭和時代から何ら進歩のない企業が、ただ伝統があるというだけで日経平均に採用されている企業が結構多い。
NYダウやS&P500などは、少しでも業績が悪くなると採用銘柄から除外されるので、しょっちゅう構成銘柄が変更され、常にその時の業績の良い企業が採用銘柄に組み込まれている。
米国のインデックス指数がずっと右肩上がりなのは、こうして常に新陳代謝が行われているからに他ならない。
一方、日本の代表的なインデックスである日経平均株価は、米国のように頻繁に採用銘柄が入れ替わることがなく、社名を聞いても何をしているのか良くわからないような会社が長らく鎮座しているので、日本のインデックスは30年前の株価を未だに更新できない体たらくが続いているのである。
今回ようやく市場流動性の観点から入れ替えを決め、キーエンス、村田製作所、任天堂と、グローバル企業がようやく採用銘柄として組み込まれた。
逆に今まで日経平均銘柄でなかったことの方が驚きで、あまりにも入れ替えのスピードが遅いと言うか、日本を代表するインデックスとして、世界と勝負しようと気が全く感じられないのは極めて残念だ。
今後、これらのグローバル企業が組み込まれたことで、日経平均株価にどのような影響を及ぼすのか?
クオンツトレーダーにとってはまたまた頭を悩ます要素が増えてくるだろう。
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