Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

テスラ株が相変わらず噴いている。
今のテスラ株の爆上げはオプションといった仮需に応じるマーケットメーカーの資金調達力が支えている。
ITバブルやリーマンショック前とは異形のマーケットメーカーバブルだという専門家もいる。
テスラ株を裏側で支えているのはオプション取引で、最近の売買高は現物の5倍になるという。
バブルに乗って少ない資金で大きく儲けることができるコールオプション買いに個人投資家が群がり、証券会社はヘッジの為に現物を買い増し、その結果株価が上がる。
異常な株高に対して空売りを仕掛けている投資家は、どんどん踏み上げられ耐え切れずにロスカットの嵐に見舞われ、更に株価は上昇する。
株価が異常な値上がりをする時の典型的なガンマスクイーズと呼ばれる現象が起こる。

最近のテスラ株のボラティリティはもう異常なほど高く、どうみてもこの状態が今後も続くとは思えない。
しかし音楽が鳴り続けている時は、誰もダンスを辞めないのがバブルであり、過去何度もバブルが弾けようとも同じことを何度も繰り返すのがバブルだ。
音楽が止まる時、テスラだけでなく米国株マーケット時代がどうなるか。
若い人は積立NISAで米国株の投資信託を買っている人が大半だと思うが、一旦は大きな凹みを覚悟しておいた方が良いだろう。
そこで売らずに我慢して持ち続ける事ができれば大したものだが、多くの人はおそらくその時点で手放す人が増えるだろう。
相場で利益を上げるという事は、我慢料に他ならないという教訓が今回も再確認されるに違いない。
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