【株式投資】トルコリラが奈落の底へ落ちていく。この国に未来はあるのか?

Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

トルコ・リラがヤバすぎる水準まで下落している。

高金利通貨として人気があるトルコ・リラは、投資信託で大変人気のある通貨だが、リラの値動きがどんどんと大変なことになっている。

特に最近では1日で15%も下落することなど日常茶飯事で、トルコ国内で製品を販売するアップルは、価格の調整が追い付かず一時オンラインストアでの販売を停止する事態にまで発展した。

これほどまでに急激に下落した理由は、トルコ中銀の金利引き下げが最大の理由で、ブラジルなど諸外国の中央銀行は、米国の金利上昇を見越して徐々に利上げを進めてきたが、トルコだけがこの流れに反して利下げを実施。

「利上げはインフレを抑えることはできず、むしろ悪化させる」という謎の経済理論を持ち出したトルコのエルドアン大統領は、金利を下げれば企業は金を借りやすくなり、雇用が生まれ経済活動が活発化することで輸出も増え、国が潤えばいずれ通貨は強くなり、インフレも落ち着くと考えている。

確かにリラ安でトルコのGDPは、今年1月から9月まで上昇しているが、逆にお店に並ぶ様々なモノの価格は目に見えて高騰する一方で給料は上がらず、手持ちのリラを外貨に交換する人も続出。

トルコ・リラ建ての投資信託は高金利で大変人気があるが、この恐ろしいまでのトルコ・リラの暴落でこちらも大変なことになっている。

ハイブリッド証券ファンドトルコリラコース

エルドアン大統領の考え方に異を唱える者はことごとく排除され、エルドアン大統領の周囲はイエスマンばかりになってしまった。

6月にはトルコで大統領選挙があるというが、このおっさんがまた再選したら、それこそこの国はジ・エンドであろう。

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