Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん
毎朝投資家が必ずチェックする海外指標として代表的なのは、NYダウやナスダックの値動きだ。
NYダウが上がったら相場は強く、下がったら相場が弱くなるのではないかと、今日の日本の相場の行方を占う。
ではNYダウの前日比により、当日の日経平均が実際に過去どのような値動きをしたのか調べてみよう。
2006年~2021年12月現在
オレンジはダウが上昇した日で、ブルーはダウが下落した日の日経平均の値動きだ。
概ね、ダウの方向と日経平均の方向は同じ傾向を示している。。
続いてナスダックで見てみる。
こちらもNYダウと同じ傾向で、ナスダックの方向と日経平均の方向は概ね同じようだ。
しかしNYダウとナスダックとは構成銘柄に大きな違いがあり、NYダウは様々なセクターを代表する優良企業で構成されているのに対し、ナスダックは主にハイテク関連銘柄で構成されている。
その為、NYダウとナスダックは値動きにも違いがあり、前日比も逆の方向へ向いていることが結構多い。
例えば今朝は、NYダウは上昇しているのにナスダックは大きく下落した。
ではNYダウとナスダックが逆の方向を向いている時の日経平均の動きはどうだろうか。
こちらはNYダウが上昇した場合
↓
オレンジはNYダウもナスダックも上昇した場合。
ブルーは、NYダウが上昇し、ナスダックは下落した場合。
ダウもナスダックも両方上昇した場合は、日経平均は大きく上昇するが、方向が違えば全く逆の傾向になる。
続いてこちらはNYダウが下落した場合
↓
ブルーはNYダウもナスダックも下落した場合。
オレンジは、NYダウ下落し、ナスダックは上昇した場合。
オレンジはNYダウもナスダックも上昇した場合。
こちらも方向が違えば全く逆の傾向になるようだ。
ただ言えるのは、ナスダックの値動きに関係なく、NYダウが上がれば日経平均も上がり、NYダウが下がれば日経平均も下がるという傾向がある。
NYとナスダックが同じ方向であると更に確率が増すので、こうした値動きを毎朝チェックするのはその日の日経平均を予想するのに役には立つようだ。
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