運用モデルのドローダウンの考え方について

Last Updated on 2024年3月25日 by ぷーやん

トレンドフォローモデルの運用は3月に入ってからドローダウンが発生している。

特にドテンモデルは、2月末からの乱高下による値動きのちゃぶつきが発生し、往復ビンタを食らっている状況で、金額上は過去のドローダウンを更新している。

しかし金額上のドローダウンが更新してるからといって運用モデルが機能しなくなったということでは無く、結論から言うと運用上においては全く問題がない。

金額上のドローダウンが更新するというのは、現在の株価水準から見たら当然の現象で、現在は34年ぶりに日経平均株価は最高値を更新し、4万円をブレイクしているので、長らく低迷していた株価と比較して、現在は株価水準が極めて高い状況にある

ドローダウンというのは金額だけを捉えて見るのではなく、あくまでも残高に対してのパーセンテージで見るのが最も正しい見方である。

例えばドテンモデルは、2024年2月末の時点でのドローダウンが、ミニ1枚あたり35万9000円だった。

そして現在3月22日現在のドローダウンは、44万9000円と過去のドローダウンを金額上は確かに更新している。

下のグラフは2006年からのドローダウンを表したもので、現在2024年3月22日現在のドローダウンは、マイナス44万9000円と過去最大のドローダウンを更新している

一方、次のグラフは残高に対するドローダウンをパーセンテージで表したグラフで、過去の最大ドローダウンが16%に対し、2024年3月22日現在のドローダウンはわずか6.6%だ。

つまり金額上のドローダウンを見て、運用モデルの調子が悪いということではなく、パーセンテージで見ると全く問題ないレベルであるということがわかるだろう。

ちなみにスイングモデルの現状のドローダウンの状況は、以下の通りでこちらも順調に推移している。

2006年からの金額ベースのドローダウンは、38万8500円で2024年3月22日現在のドローダウンは12万5500円となっている

そしてこちらは残高に対してのドローダウン率で、過去最大ドローダウンはマイナス8%で現在はマイナス1.5%である

このように金額ベースではドローダウンが更新しているように見えるが、対残高ベースの比率では何ら問題はなく、想定内の運用ができていると言える。

一般的にドローダウンは金額ベースで表すことが多く、未来の運用に対して金額ベースのドローダウンが更新するかどうかということがいつも懸念されるが、現在の株価水準が最大ドローダウンを計算した時の株価水準を大きく超えるような場合は、金額ベースのドローダウンというのは全く当てにならない。

つまり金額ベースの最大ドローダウンというのは、株価の水準が上がれば上がるほど更新されるというのは当然で、最大ドローダウンの金額だけを見ていると運用モデルの状態の判断を誤ってしまうので注意が必要だ

最後にドテンモデルとスイングモデルを合算したドローダウンのグラフも載せておく

こちらは金額ベースのドローダウンのグラフで、2024年3月22日現在の最大ドローダウンは569,500円と金額ベースでは更新している

次にこちらは対残高ベースのドローダウン比率で、最大ドローダウンは7.6%に対し、2024年3月22日現在のドローダウンはわずか3.3%である

そしてこちらのグラフは、ドテン+スイングモデルを合算した2006年からの損益グラフだ

今までは日経平均先物は34年間にわたり過去の株価水準を超えることなく推移していた。

その為ドローダウンは金額ベースで固定で考えていれば良かったが、今後は日経平均株価が5万円、6万円と上昇していくことも十分に考えられるので、最大ドローダウンを金額で固定化したリスク管理は今後少し問題があるのかもしれない

特に複利で運用する場合は、リスクの算出計算がこれから難しくなり、従来のようにリスクを金額で固定した場合は、株価の水準によってリスク許容度も変わってくる。

今後はマーケットを監視し、常時リスクを計算しながら次のトレードの最適なポジションロットを決めることが必要になるだろう

現在、この辺を整理して新しい資金管理モデルを作成中で、近々「新Pの公式」として公開しようと思う

「新P品の公式」を使うことで、今後株価の水準が5万円、6万円、10万円になっても全く同じリスク算出方法で次のトレードの適切なロットを決定することができ、リスク許容度もそれぞれの投資家に合わせた設定が簡単にできるようになる

近いうちに資金管理の勉強会を開催する予定なので、ご興味がありましたら是非ご参加ください。

PS
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