Last Updated on 2019年12月26日 by ぷーやん
昨日の東京市場はクリスマス休暇で相場は閑散。
225先物の値幅はわずか70円と 、典型的なサイレント・クリスマスだった。
動かないチャートを見ながらマウスを握りしめる
昔、モニターを必死で見ながら先物のスキャルピングをしていた時期があった。
MACDやらRSIやら5つくらいのテクニカル指数を使って、マウスを握りしめて、相場が動き出すのを今か今かと待ち構えて、テクカルのサインが出たらマウスをクリックする。
ある年のクリスマスの日のこと。
クリスマスは閑散相場というのはわかっていたのにも関わらず、相場に張り付いていないと、「もしかして相場が大きく動いて機会損失になるかも」という思いから、1日中PCの前に張り付いていたが、結局その日の値幅はわずか30円だったのを今でも覚えている。
上下に動かずに、横に動くチャートをただただ眺めて、取引終了になった時、何とも言えない喪失感が襲ってきた。
「俺、何やってるんやろ?」
それから月日は流れ、株のロングショート手法をメインにし、昨日の閑散のクリスマス相場もいつものように80銘柄近くを取引したが、動かない相場なので利益も出ないが、かといって損失もない。
チャートを見ることもないので、知らぬ間に取引は終了した。
なんの喪失感もないし、通常の1日の取引が終わっただけだった。
人間のメンタルというものは、ずいぶんと変わるもんだなと改めて思った。
荒れ狂った昨年のクリスマス
サイレント・クリスマスは日本市場では当たり前だが、昨年はクリスマスイブにNYダウが急落して、クリスマスの日経平均は1,000円以上も下落した。
さらに19年のお正月には、アップルの大幅な下落をきっかけに、円相場が急騰する「フラッシュ・クラッシュ」も起きた。
おとそ気分の多くの投資家は、凄まじいマーケットの動きに顔を青ざめた。あなたも同じ思いをしたのかもしれない。
そして株式市場が始まった1月の大発会の日経平均は400円以上も下落した。
いつもと違う年末年始の動きに、世界の金融市場に異変を感じ取った瞬間だった。
今年の取引もあと数日。
デイトレの人は問題ないが、大きなポジションを持って、年末年始を迎える人は注意が必要だろう。
20年のお正月に再び悪夢が訪れないという保証はどこにもないのだから・・・
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
記事の下にある「ブログ村」のバナーをポチっとしていただくと、とても嬉しいです。
人気記事
【投資手法】日本株ロングショート戦略で安定した資産運用を目指す