Last Updated on 2020年1月3日 by ぷーやん
投資をしたことのない人が、投資と聞いて最初に頭に浮かぶのが株式投資だろう。
今の株価が安くて、未来に大化けする会社がどこなのかが分かれば、誰でも大金持ちになれる。
株式投資は資本主義公認のギャンブルなのか?
未来のグーグル、未来のフェイスブック、未来のアマゾン、未来のアップル・・・
ソフトバンクが創業間もないアマゾンへ投資するチャンスがあったにも関わらず、わずかに予算オーバーしていたために買えなかったことが、今の何でも買いまくる投資スタイルにたどり着いた理由だという。
未来の大化けする株を買うには、ソフトバンクの例を見てもわかるように、1点集中買いではなく、複数の銘柄に分散して買う必要がある。
会社の持っているエッジが将来どの程度売り上げに結び付き、企業価値を上げ、株価がぐんぐん上がる会社になるかを掘り当てようとするが、当たる確率は極めて低い。
どんなに財務諸表を読み込み、日経が売っている未来予想の雑誌を読んだところで、未来の大化け株を掘り当てる目的なら、それらは残念ながらあまり役に立ちそうもない。
株式投資はギャンブルだという人もいるし、そうでないという人もいる。
では株式投資はギャンブルなのか?そうではないのか?
株で損している人は株はギャンブルだと言うし、株で儲かっている人は株はギャンブルではないという。
多くの人が株がギャンブルだという理由は、多くの人が株で損しているという裏返しであり、総じて株を含めた相場というものは、人間の持って生まれた本能のままでやってしまうと、必ず負けることが決まっているからである。
株はギャンブルではないという人は、株で儲けるやり方を知っている人であり、株をカジノと同等とは決して考えない。
パチンコで食っているプロからみたら、パチンコはギャンブルではない
ギャンブルの代名詞と言われているパチンコでさえ、パチンコで食っているプロからみたら、パチンコはギャンブルではなく、期待値がプラスのゲームになる。
株でもパチンコでも、わかりやすく言うところの「攻略法」というものは、ちゃんと存在しているし、攻略法を見つけた一握りの人だけが手にするエッジだとも言える。
しかしエッジというのは攻略法だけ手にすれば、誰でも勝てるようになるかというと、そうでもなく、攻略法を信じて同じことを続けられるかどうかが次のステップになる。
つまりエッジとは、「攻略法」を見つけ、それを愚直に続けることの他ならないのである。
大ホームランを狙う「攻略法」
ソフトバンクの投資スタイルが、危ないだの、馬鹿げているだの、いろいろと言われているが、少なくとも、ホームランが狙える会社を手当たり次第に買うことにより、わずか数銘柄の大ホームランで何十兆円もの資産を持つ会社になったことは事実である。
だからソフトバンクの投資法は、大ホームランを狙う「攻略法」を使い、これを愚直に続けているに過ぎない。
周りの外野の人は、あれこれ人の投資スタイルにケチをつけるのが大好きだ。
リスクを取らない人が、リスクを取る人をあれこれ言うのはアホ
リスクを取らない人が、リスクを取る人をあれこれ言うのはアホ以外の何物でもない。
株で儲けたかったら、四の五の言わずに、少額でもいいので買った、売ったを繰り返してリスクを実感して、腹に落とし込んでみることである。
そうするとおそらく負け続けるであろう。
そこで負け続けたら、絶対に勝ってやろうという気概を持ち、努力を続けることだけが、ギャンブルから抜け出せる唯一の道なのだ。
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