【投資手法】手当たり次第に検証すると思いがけない結果が偶然起こる

Last Updated on 2020年1月4日 by ぷーやん

【投資手法】手当たり次第に検証すると思いがけない結果が偶然起こる

投資手法を開発するには過去データの検証が欠かせないが、長年やっているとどうしてもマンネリというか、同じパターンの検証を繰り返すことが多い。

ゴリゴリ検証していても、「あれ、これ前にやったことあるよな?」と途中で思い出して辞めることなど日常茶飯だ。

未来の数値を読み込んでいただけで、再現性が全くない

手法と呼ばれるものは、大きなカテゴリーで分けると結構絞られるが、中には思いがけない組み合わを思いついて、やってみると見事にハマるものが偶然に見つかることもある。

まるで宝くじに当たったようなもので、「おおー、マジか?やったー」と興奮するのだが、後でよくチェックすると、データが1行ズレていたために未来の数値を読み込んでいただけで、再現性が全くないというパターンもある。

このような、ぬか喜びで終わることなど数えきれないくらいあったが、おそらく検証したことがある人なら誰でも経験することである。

「あー、またか。やっぱり計算違いだったか・・・」と、世界を制したような気分から一転、どん底へ叩き落されたような何とも言えない敗北感に包まれる。

検証をしていて一番つらい場面である。

銘柄の組み合わせが見事にハマる

年末にいつものようにちょっとしたアイデアを思いつき検証してみたら、これがまたスゴイ結果になった。

さすがに今までの経験から、良すぎる結果は最初から何か計算違いがあったんだろうなと思い、以前よりは冷静になるのだが、今回はちょっと様相が違う。

ロジック自体はめちゃくちゃ簡単で、A銘柄とB銘柄を並べて●●しただけで、複雑な計算は一切ない。

ここまでシンプルなやり方でこのような成績になるのは、今まで経験したことがなかったのだが、銘柄の組み合わせが見事にハマったという他ない。

こういうのは、仮説→データ収集→検証→結果というプロセスではなく、天の声から来たインスピレーションとでも言うべきか。

例えて言えば、ご飯にマンゴーを乗せて味噌汁をかけて食べたら滅茶苦茶美味かったという感じだろうか。

人間の感性では考えられないような組み合わせをやってみると、意外なことにそこに本質があったりする。

思いもよらぬ発見は、何にでもペンを刺しまくることで偶発的に生まれる。

PPAPという曲を覚えているだろうか。

アップルにペンを刺し、パイナップルにもペンを刺すだけの単純な曲だが、思いもよらぬ発見は仮説からではなく、適当に何にでもペンを刺しまくることで偶発的に生まれる。

ちょっと出来過ぎのような気がするんだけど・・・

やはりただの偶然かなぁ。

2009年~2019年

勝率61%、最大ドローダウン2.6%、年利5%

とりあえず年明けからひっそりとやってみることにしよう。

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