Last Updated on 2020年3月11日 by ぷーやん
ものすごい乱高下相場が続いている。
リーマンショックからほぼ一貫して上昇を続けてきた相場だが、リーマンショックを経験していない投資家にとっては、今まさに恐怖の真っただ中だろう。
コロナショック後も米国株は上がり続けるか?
ダウもようやく下げ止まり反転したが、ザラ場の動きを見ているとどうもすっきり底値を打って反転したとは言い難い。
王道と言われている資産運用方法の1つとして、米国株のインデックスETFがある。
一貫して上昇を続ける米国市場は、今後も一貫して上昇を続けていくだろうという判断である。
相場というのは実に不確実で明日の動きですら予想不可能な世界ではあるが、こと長期投資という観点から見ると、皆一様に米国株にベットするのが長期投資の基本だと口を揃える。
そして今回のようなコロナショックがある度に、「えー、今回はやっぱりヤバイんじゃねえのー」といネガティブな感情が沸き起こり、過去ずっと右肩上がりだった米国相場に懐疑的な見方をしてしまう。
やってはいけない資産運用という本を書いている専門家は、米国株が今後も上がり続けるかという質問に対し、「う~ん、微妙・・」というスタンスだろうか。
まあ、その通りなんだけど。あまり素直に言っちゃうと、夢見て米国株に全力で資金を入れている人達はがっかりするかも。
そうはいっても、長期の資産運用でホントに投資できるものって、今のところはどんなに探しても米国株インデックスしかないんだけどね。
いやいや俺は金(ゴールド)だよ、いやいや俺は不動産だよ、いやいや俺は債券だよ・・といろいろと思いはあるだろうが、時期により何が吹き上がるかはわからないので、結局はサルがダーツ投げをして決めるのとあまり変わらなかったりする。
そういえば昔、「サルでも勝てる株式投資」という本があったが、そうであれば、必死で勉強しても株で勝てない人が大半なのだから、人間はまさにサル以下の存在である。
貯金ゼロで老後の資産を貯める方法とは?
資産運用以前に、「そもそも、そんな金なんてねえよ」という人も多いだろうが、そんな人達に、「お金が無くても大丈夫です、お金を貯める方法があります」という記事もちらほら見掛ける。
タイトルは、「貯金ゼロで老後の資産を貯める方法とは?」
「マジかー、んなのあるわけないじゃん」と普通の人は思うのだろうが、お金がない人はどうもそうではないらしい。
「ふむふむ、大変興味あるテーマじゃねえか」とついつい引き寄せられてしまう。
「50代で貯金ゼロでも間に合う老後の資産形成法」とあり、読んでみたけど何てことはない。
定年後も働けとか、不要な保険は解約しろとか、メルカリでいらないものを売って稼げとか、IDECOで積立てしろとか・・・
アホかと思った。
どこが「50代で貯金ゼロでも間に合う老後の資産形成法」やねんw。
肝心のお金を増やす部分がIDECOの積立てというから、もう末期である。
でもこの記事、聞けば誰でも知っているような立派なところが出している記事なんだよね。まあ書いている人は相場なんかしたことのない人だろうけど。
とにかく米国と言う国は、株が上がり続けて資産バブルを続けないと経済を維持することができない国なので、そういう意味では、資産バブルと巨大な軍事力を背景に今後も相場は上がり続けるのかな。
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