Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん
GPIF(公的年金)の積立金の2019年度の運用成績は、マイナス5.2%。
運用資金150兆円という世界最大級の運用額なので、金額にすると実に8兆円ものお金が吹っ飛んだんことになる。
上がるか下がるかわからないようなリスクのある株式を半分以上保有
リーマンショック以来の大きな損失を出したGPIFだが、運用報告はネットで誰でも見れるように公開されているので、どんな運用をしているのかをチェックすることができる。
GPIF2019年度の運用報告書
↓
国内債券、海外債券、国内株式、海外株式が主要なポートフォリオだが、これに最近はESG(環境、社会、統治)投資というものに力を入れているようだ。
上がるか下がるかわからないようなリスクのある株式を半分以上保有しているだけでもかなりリスキーだと思うが、これにESGなどという得体の知れないものに力を入れて本当に大丈夫なのだろうか?
環境や社会に配慮しない企業には投資しないというのがESG投資の基本だが、相場からお金を稼ぐためには決してきれいごとだけではうまくいかないのは、相場で食っている人からみたら常識である。
「他人のお金で、正義面をするのはおやめなさい」と忠告する山崎元氏の動画解説があるのでご参考にどうぞ。
↓
公的年金の運用で8兆円を飛ばした責任は辞めればOK
それからGPIFは運用をほぼ外部のファンドの丸投げしているが、短期資金などは自家運用といってGPIF自らが運用を行っているのが運用報告に載っている。
おいおい、短期資金を誰も責任を取らないGPIFが自ら運用しても大丈夫なのか?国民にちゃんと説明してるのか?
まさにやりたい放題の感がある。怖すぎる・・・
GPIFは、国民の資産を安定的に増やすという純粋な目標に向けて頑張っているというが、透明性が無く、好き勝手にやっている感が半端ないし、8兆円も飛ばして責任者は「あっ、ゴメン、俺やめるわ」と言えばそれで終わり。
丸投げしたファンドも、GPIFの偉い人も、誰も責任を追及されることもなく、のほほんと今日も生きている。
そして新年度の4月からまた理事長が交代し、運用部門のトップも含めて新体制になった。
こうして同じことを何回も繰り返しているが、今後100人トップが入れ替わってもGPIFの体質は何ら変わることはないであろう。
お前ら、頭を坊主にするくらいではすまんのだよ。
わかっているのかい?
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
記事の下にある「ブログ村」のバナーをポチっとしていただくと、とても嬉しいです。
人気記事
コロナ相場が待ち遠しくなるVIX(恐怖指数)でヘッジする最強のトレード手法
NT先物のロングショート戦略を使ったスイングトレードシステム