過去に興味がなくいつも新しい事ばかり考えていたピエール・カルダン

Last Updated on 2020年12月30日 by ぷーやん

ピエール・カルダンさんが亡くなった。
98歳だった。

この方、イタリア人だったんだね。知らんかった・・

イタリアのファシズムから逃れる為家族でフランスに移住し、クリスチャン・ディオールのもとで働いていたピエール・カルダン。

パリのプランタン百貨店に初めて自分の服を置いたり、ビニールを服の素材に取り入れたりして周囲をいつも驚かせていたらしい。

「ピエール・カルダン」という名前は、ファッションに興味の無い人でも知っているくらい有名なブランドだが、この人は世界で最初に「ライセンスビジネス」を発明した人でもある。

ライセンスビジネスとは、自らの名を印刷した日用雑貨や文具、家電など異分野の企業にブランド名を貸し出すビジネス。

今では誰でもやっていることだが、ファッションデザイナーのくせに金儲け主義に走り過ぎだと批判を浴びた事もあったらしい

でもこの人は、自分の名をコカ・コーラのように大衆に愛されるブランドにしたかったという。

親日家としても知られ、パリコレに東洋人として初めて日本人を採用したり、1か月も日本に滞在して森英恵や高田健三などへ裁断の講習をした。

この人はおじいちゃんになっても過去に全く興味がなく、いつも新しいことばかり考えていたという。

うーん、こういう爺さんになりたいなあ。

スーパー銭湯の爺さんたちが湯船に浸かり、孫の話と昔の自慢話に明け暮れているのをピエール・カルダンが聞いたら何を思うだろうか・・・

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