Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん
金融緩和の一環で、政府は国債や株を買い漁り、日本経済はまるで社会主義化してしまった。
ユニクロやTDKなどの優良企業の大株主は、ことごとく日銀に成り代わり、今や日銀が10%以上の株を保有する企業は700社にも上る
日本の上場企業の700社の株式を日銀が保有しているのだから、株式市場の動きに歪が生じるのは当然の事だろう。
日銀による経済社会主義化の恐ろしいところは、日銀がある日突然「株を売り払う」とアナウンスすれば、たちまちのところ700社の株が一気に暴落するということである。
ということは、日銀に株を持たれている企業は、どうしても日銀にペコペコせざるを得ない状況に追い込まれる。
こうした企業の優秀な人材は、成長分野である開発部門やマーケット部門に配置させるよりも、まずは日銀との交渉窓口に優先的に配置するようになるかもしれない。
日銀にとっては、企業を自らの意のままに動かすことが可能となり、企業には天下り先を要求し放題になるのだろう。
日銀がこれほど大量の企業の株の大株主になるということ自体世界には例がなく、いかに日銀が異質であるかを物語っている。
ちなみに日銀が大株主の企業ランキング10は以下のようになっている。
- アドバンテスト
- ファーストリテイリング
- TDK
- 太陽誘電
- 東邦亜鉛
- トレンドマイクロ
- 日東電工
- 日産化学
- コムシスHD
- 東京エレクトロン
今後、日銀が「そろそろ株を売ろうかなあ」などというニュアンスを少しでも嗅ぎ取ったら、これらの企業の株は一斉に売りたたかれるであろう。
上記の会社をメモして壁に貼っておこう。
そして「そろそろ売ろうかなあ」という日銀の素振りを察知したら、全力でこれらの株を空売りするするのだ。
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
記事の下にある「ブログ村」のバナーをポチっとしていただくと、とても嬉しいです
にほんブログ村