Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん
証券会社に勤める娘からのネタをご紹介。
来年度から高校の授業で「資産形成」の科目が追加されるという。
その内容は、株式や債券、投資信託など基本的な金融商品の特徴を教えることだそうで、なんとその授業を担当するのが家庭科の先生なのだというからびっくりだ。
集まった社員は一同に「えー、なんで資産運用を教えるのが家庭科の先生なの?」とみんなキョトンとして顔を見合わせていたらしい。
なぜ家庭科の先生が資産運用の授業を受け持つのだろうか?
それには文科省の新しい学習指導要領の取り決めにあるようだ。
家庭科ではお金に関する内容がこれまでなかったという訳ではないのだが、その内容は「無駄づかいしない」「だまされない」などといった小学生でもわかる内容が主だった。
今回の新しい学習指導要領では、将来に備えた資産形成の重要性にも踏み込み、「投資家目線」からみた主な金融商品のメリットやデメリットのほか、生涯のライフプランやリスク管理についての内容が盛り込まれるという。
家庭科といえば、料理を作ったり、縫製をしたりといった内容の授業だと思っていたのだが、家庭科の先生がいきなり運用についての授業をしなければならなくなったのである。
一体どうしたら家庭科の先生が運用の授業をするという思考になるのか、文科省の人達の頭の構造は一体どうなっているのか謎である。
金融庁は学校の先生を対象に、つみたてNISAやiDeCoなどの理解を深めてもらうように指導し、更に先生自身にも運用を始めるように勧めるというから、もう先生はパニック状態かもしれない。
なにせ、リスクから一番縁のない世界にいる人達だからなあ。
最後に支店長から、今後は支店にも先生からの問い合わせが増えると思うので、みなさんそのつもりで対応をしっかりしておくようにとの事。
いやー、こりゃ家庭科の先生は地獄だねー、どうなるんだろうね。
埼玉県の学校なら僕が担当してあげてもいいんだけどね。給料は高いけど・・
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
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