仮想通貨は圧倒的に買いが有利なのか?

Last Updated on 2022年6月13日 by ぷーやん

ピークから半分まで一気に値を下げたビットコインだが、7月以降再びじりじりと上昇してきた。

現在は530万円前後で推移している状態。

予めボトムの赤いラインで指し値をしておいて、上限のブルーの利確ラインまでちゃんと戻っているので、仕掛けとしては良い結果だ。

この仕掛けは単純にピークを付けてから半値までは下がるだろうと予想し、ピークから落ち込んだ半値の値幅の半分は一時的に上昇するという過去の経験則を使ったものだ。

ざっくりいうと、この場合はピークが700万円で、そこから半値の350万円まで下がり、半値の半分(350万÷2)の175万円はそこからいったん反発するだろうということで、350万+175万=525万円のところが利確ラインとなる。

激しく盛り上がった仮想通貨関連や、IPOで噴き上がった新興株などはこのような値動きをするパターンが多いので、頭に入れておくといいかもしれない。

さてこの後のビットコインの値動きだが、正直言ってさっぱりわからない。

いや、わかりようが無い。

そこで日経先物のスイングトレードモデルを応用するとどうなるのか検証してみた。

2017年~2021年8月現在

トレード毎に500ドル分のビットコインを買いまたは売り、モデルの売買ルールに従ってトレードした結果だ。

損益 +2355ドル
勝率 51.0%
最大ドローダウン 258ドル

なかなかの成績で、このモデルは仮想通貨でもちゃんと機能することがわかった。

次に買いと売りのポジション別の成績を見てみる。

なんと驚くことに圧倒的に買いのポジションで稼いでいることが判明。

売りは全く利益に貢献していないという衝撃の事実である。

まさかこれほどまでにポジションで差があるとは思わなかった。

このモデルは順張りなので、ビットコインのモメンタムは、下落するよりも圧倒的に上昇する方が継続するという事を表している。

月次で比較するとわかりやすいので、「買いと売り」の収益と「買い」のみの収益を比較してみる。

月次の勝率では、買いと売り(標準)が75.4%、買いのみが82.5%であった。

損益曲線を見てみても、明らかに買いのみに徹した方が安定感があるように見える。

なるほどー、これは新たな発見だった。

こりゃ他の仮想通貨でも行けるかもしれないね。

こちらの勉強会へご参加いただくと、今回ご紹介したビットコインの運用も可能です。

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