Last Updated on 2023年6月12日 by ぷーやん
中米エルサルバドルでビットコインが正式に法定通貨となった。
通貨と呼ぶにはあまりにも恐ろしいビットコインにも関わらず、国の法定通貨に採用したというトンデモない国であるが、法定通貨になった初日から予想通りトラブルが続出しているようだ。
初日からウォレットやATMで問題が発生。
政府公式ウォレットのアプリをダウンロードしてATMでドルを預けると、一向にアプリに入金が確認できないらしく、入金したドルが消えてしまうという恐ろしい事態が起こっている。
ATMの担当者は対応できず大混乱の中、ブケレ大統領がツイッターで「だんだんと良くなる」などと呑気なツイートをしているありさま。
みずほのATM問題どころではない。
もし、みずほの頭取がツイッターで「だんだんと良くなる」とつぶやくとどうなるのだろうか?
エルサルバドルは国民の7割が銀行口座を保有しておらず、外国からの送金が重要な経済基盤になっているが、送金手数料が年間で400億円にもなるという。
こうした状況もあって、銀行口座も不要で手数料も格安なビットコインを法定通貨にしたという経緯はわからなくもないが、あまりにもお粗末すぎる。
市民はこのビットコインを受けて入れているかというと、あまり評判はよろしくないようで、街中のいたるところでビットコインの法定通貨反対のデモが繰り広げられている。
だいたい生活日用品を買うのに、朝の値段と夜の値段が大きく変動するビットコインで支払いなどできるようなものなのか?
このような政策決定したエルサルバドルは、国としての体をなしていないようにも見える。
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