Last Updated on 2022年1月30日 by ぷーやん

あるモデルをテストしていたら、なんと見事なまでに右肩下がりのものが出来てしまった。
しかもこのモデルは日中の寄り引けなので、スプレッドも発生せず、単純にこのモデルの買いと売りをひっくり返せば大儲けできそうなモデルである。
おおー、何じゃこりゃー、と叫びたくなるような損益曲線。
今までいろいろと検証してきたが、これほど見事なぼろ負けするモデルは見たことがない。

ぼろ負けする損益曲線を見つけたならば、単純に反対売買すれば儲かるという事になるのだが、よくあるうまく行かないパターンは、検証時にスプレッドコストを考慮しないこと。
スプレッドを考慮しなければ、いくら右肩下がりのぼろ負けシステムを反対売買しても儲かるモデルにはならない。
こういう事は今までに嫌と言うほど経験しているのでよくわかる。
しかしこのモデルは上記したように日中の寄り引けデイトレで、そもそもスプレッドが発生しないので、単純に売買サインをひっくり返しただけで大きく儲けることができそうである。
さてさて、とても気になるこの銘柄をあなたはお知りになりたいであろうか?
これは言ってもいいのかなあ、とか思いながら、折角お読みいただいている方の為にこっそりとお教えしよう
リートのETFで時価総額が一番大きい、日本ビルファンドである。
株価の推移はこんな感じ(2014年~)
↓

結構、ギッコン・バッタンしている値動きだねえ。
三井不動産を主要スポンサーとしたオフィスビルに特化したリートの最古参銘柄だ。
都心を中心に大型のオフィスビルを主要な投資対象とし、S&Pから「A+」という高格付を取得している。
分配金の配当は3.4%で、中長期で保有しながら確実に分配金収入を狙うには格好のETFではないだろうか。
8月26日現在の株価は706,000円と気軽に購入するにはちと株価が高いが、1株から購入できるので、少しまとまったお金がある人にはいいかもしれない。
しかし僕なら、このETFを長期保有して分配金を安定してもらうよりも、上記した見事にぼろ負けするモデルを使いぼろ儲けできないかなと考える。
つまりモデルの売買サインを真逆にして、買い→売り、売り→買い、を繰り返すことで、見事な右肩上がりになればいいなあと考えている。
しかしなんでこんなに見事に逆になるんだ?
なんか大きな落とし穴があるのかなあ・・・
ちなみに2014年~2021年8月までのぼろ負けっぷりを数字で表すとこんな感じ(単位株1株あたり)
↓
損益 -1,652,000円
日次勝率 40.9%
月次の勝率に至ってはわずか18.7%というから、年間にわずか2回しか勝てないという見事な負けっぷり。
流動性も大きく、貸借銘柄なのでもちろん空売りもでき、モデルに対するリバース売買も全く問題が無い。
こ、これは、もしかしたら・・・
という皮算用はどうなるのか?
今後ツイッターで報告するので、気になる方は僕のツイッターをフォローしてください
うまく行きそうなら限定で勉強会をやるかも・・・
乞うご期待
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
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