【株式投資】米国株が2000年のITバブル崩壊から株価が回復するまでに17年かかったのを見たら、今米国株を買うのが不安になる。

Last Updated on 2022年2月13日 by ぷーやん


株式投資の王道は、「長期・分散・積立」と言われている。

相場の値動きをいちいち見ていられない人の投資スタイルは、当然このようなコンセプトの投資信託の積立になる。

中でも米国株は一番人気で、過去ずっと右肩上がりの米国株に投資してさえいれば、きちんと利回りが計算されて安定した運用が可能になると言われている。

米国株の中でも特に人気なのがナスダックのハイテク100社に分散投資する投信で、そのパフォーマンスはS&P500を大きく上回る。

このハイテク投信は、インベスコが運用するQQQと呼ばれるETFだが、過去の値動きを見ると、今後の値動きにちょっと不安になることがある。

今の20代の人は2000年のITバブル崩壊があったことなど、ほとんど記憶にないと思うが、僕はこの時の惨状がまるで昨日の事のように蘇る。

下のグラフは2000年のITバブルが弾けてから、その後株価が回復するまでの期間を示している。

実際に調べてみて驚いたのだが、この時のバブル崩壊から株価が回復するまでに何と17年近い歳月が経過していることがわかる。

つまりバブルの頂点でこのETFを買った人は、ひたすら17年間株を持ち続けてようやく「やれやれ」といった具合なのだ。

17年間も1円も上がらない株を持ち続けるメンタルを持っている人はそう多くはないと思うが、もし今がこのドローダウンの道中になるとしたらこれは一大事である。

50歳の人が今のタイミングでこの投信を買い17年間も株価が上がらなかったら67才か・・

しかし毎月コツコツと積立をしていけば、ドルコスト平均法で株も沢山買え、その後のリバウンドで利益になっているで問題は無いようにも見える。

でも17年も株価が元にもどらないという過去を知ってしまったら、今後の米国株もバラ色ではなさそうな気もする・・


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