Last Updated on 2022年2月16日 by ぷーやん
「スポーツの勝敗、太陽、月、音楽」と相場の関係を調べる人達がいると聞いたらあなたはどう思うだろうか?
世界には「砂を噛んでも株で儲けたい」と必死な人達が、日夜、相場に勝つための研究に励んでいる。
ある投資コラムリストの研究によると、国際スポーツ競技大会の影響で、世界の株式市場のリターンが平均を下回るという。
これが本当なら、北京冬季五輪が閉幕する2月20日まで、株式市場には近寄らない方がいいかもしれないということになる。
ではなぜ、スポーツイベントの結果が株式市場に関係するのか?
合理的な理由は何もないが、負けたチームの本国の投資家は気分が落ち込み、その結果として株に悲観的になり、その国の株式市場が翌日下落する傾向にあるという。
逆に研究結果からは、国際大会で勝利したチームの出身国の株式市場パフォーマンスが上向く傾向はないらしい。
自国のチームが勝っても相場に影響はないが、自国のチームが負けて暗い気分になった投資家は株を売りやすいということだろうか。
何だかよくわからないアノマリーだが、まだまだ他にもある。
まずは、取引時間中に太陽が輝いている方が、株式市場のパフォーマンスも好調な傾向にあるというものだ。
実は僕も天気と株価の関係を調べた事のある変人だが、同じことを研究している人もいるのかと驚いた。
また太陽のサイクルではなく、月のサイクルに関するものもある。
株式市場は平均して、満月前後よりも新月前後の方がパフォーマンスが良くなる傾向があるというもの。
これは月の満ち欠けを通じて感情の流れが株式市場に影響を与える可能性を示唆しているという。
最後は、ある国の株式市場の週間パフォーマンスと、その週に音楽配信サービス「スポティファイ」で最も多く再生された曲が幸せな曲か、悲しい曲かという相関性について調べたものだ。
この相関関係は、スポティファイが各国の利用データを収集しているだけでなく、アルゴリズムを使ってすべての曲を幸せな曲か、悲しい曲かに分類して気が付いたという。
国民が幸せな曲を聴いた翌日の株式市場が値上がりしていることから、株式市場のパフォーマンスが選曲に影響するのではなく、選曲が株式市場に影響を与えている可能性があるのだとか。
「スポーツの勝敗、太陽、月、音楽」と相場の関係を調べる人達。
みんな相場で儲ける為に必死だんだな・・
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