Last Updated on 2022年5月23日 by ぷーやん
今年の夏は猛暑との予想で、投資家としては猛暑関連の株を買いたいところ。
普通に考えるのはビール会社であろう。
キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー。
猛暑予想だからといって、闇雲にビール会社の株を買うほど単純な人はいないと思うが、ビール会社の株価と季節性はどのような関係になっているのか気になるので調べてみた。
何かしらの参考になれば幸いだ。
調査したのはキリンビール
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2010年からの株価を基に、1月~12月の月別の値幅を調べてみた。
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7~8月が一番値が上がるのかなと予想していたら、むしろマイナスで3月~5月にかけて上昇する傾向があるようだ。
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一方、下落する季節は2パターンあり、6月~8月、12月~2月となっていて、中でも1月の下落が突出している。
12月~2月の冬季に関しては、ビールの消費はそれほどでもないと思われるので株価が下がるのは想定通りだが、予想外だったのは、かき入れ時と思われた6~8月の株価が下落していることだ。
6~8月の株価の推移委
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12月~1月の株価の推移
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実際に過去データで調べてみると、思い込みとかなり違う結果になった。
まとめると以下のパターンが最適な売買になる。
- 3月に買い5月末に一旦売る。
- 6月に空売りし8月末に買い戻す。
- 12月に再び空売りして2月末に買い戻す
上記の条件を集計して損益グラフにすると
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同期間の株価の推移と運用益の比較
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バイ・アンドホールドでは利益を出すのは難しいが、こういう単純なやり方もなかなか良い感じじゃない?
Youtubeで解説しています。
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