Last Updated on 2020年1月28日 by ぷーやん
今回は久しぶりにFXの話題。
最近は株や先物がメインになり、FXから遠ざかっている一つの原因が、あまりにも相場が動かないことだ。
FXのドル円が動かず、つまらないのでポンド円で勝負する人たち
FXを始めた人ならとりあえず馴染みの深いドル円を取引する人が多いと思う。スプレッドも小さく人気通貨ではあるが、最近はこのドル円の値動きがクソみたいに動かない。
これは直近3年間のドル円の動きで、上下の値幅はわずか10円。
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アメリカも日本も金融緩和競争みたいな感じになっているので、金利差がなかなか開かず、毎年お正月に「今年は円高だ、いや円安だ」といい加減な為替予想しているアナリストがたくさんいるが、結果はどちらに行くでもなく同じところを行ったり来たり。
これではドル円と取引しようとする人など誰もいないだろう。
FXは個人投資家がゲームセンター代わりにやるところなので、同じところをウロウロするようなつならない商品には誰も魅力を感じないのである。
一般的にFXが好きなトレーダーは、超短期のスキャルピングなどのトレードを好む傾向が強く、しかもガンガンに値動きが荒い銘柄を好む。FXを始めた人なら誰でも一度は値動きが荒いポンド円に魅力を感じたはずだ。
下のグラフをパッと見ただけでは、ドル円の動きとさほど変わらないように見えるが、直近のポンド円の値動きの上下レンジは、約30円でドル円の3倍の値動きがある。
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ポンド円はブレグジット問題が勃発してから、国民投票や総選挙などのイベントが更に火に油を注ぎ、激しい値動きが続いている。
これだけの値幅があり、うまく立ち回ることができれば、相当利益を出すことが出来そうだが、残念ながら結果は妄想とは逆の方向へ終わることがほとんどである。
「俺ならもっとうまくやれるはず」と最初は思うのだが、一戦を交えた後、「ううー、やっぱり辞めておけばよかった・・。こんなはずではなかったのに。あの時に戻れるなら、背後から自分を羽交い絞めにして、ボコボコにして、注文のクリックを入れるのを阻止するのに・・・」
あなたもこう思ったことが一度や二度ではないだろう。為替相場とは誠に予想不能なカオスの世界なのだ。
為替と曜日に法則性は存在するのか?
といいながらも、ポンド円で勝てるロジックがないかとついつい検証してしまう自分が嫌になる。
ちょっと違うアプローチで曜日の概念を入れて検証してみた。
為替と曜日の関係って、みんな適当に好き勝手な事いっているけど、ちゃんと検証して何か法則性みたいなものを掴んでいるのだろうか?
例えば「週末から大きく値を上げてきたら、週の真ん中の水曜日には反転する確率が高くなる」と昔、パンローリングの本で読んだ記憶があるけど、そんな感じでいろいろと弄ってみたらこんな感じになった。
特にグラフの矢印の期間の利益が突出しているが、この時期は2016年3月~8月にあたる。この時期って何か特別な事ありましたっけ?
1万通貨でやって6年間で約600万円の利益になるが、途中のドローダウンも80万円程度発生するので、始めるタイミングによっては速攻で資金が枯渇するかも・・・。
うーん、ポンド円また再開してみようかな・・・
今日も、「相場は僕のATM!?」に来てくれてありがとうございます。
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